はじめに
デスクトップアプリ
会話、その横の作業パネル、入力欄、設定、そしてアプリがコマンドラインとすべてを共有するしくみ。
デスクトップアプリは、mu とそのランタイムを内蔵した macOS、Windows、Linux 向けのネイティブアプリです。コマンドラインと同じエージェントと判定カーネルを専用のプロセスで動かすので、コマンドラインでできることはすべてアプリでもできます。さらに会話の横に作業パネルがあり、エージェントと判定器が何をしているかを見られます。
会話
- 一覧は 1 つ。 会話の一覧は mu 自身のセッションファイルです。ターミナルで始めたセッションはアプリに表示され、アプリで始めたセッションは
mu -cやmu -rで続けられます。 - 既定では静か。 mu が自分からモデルに伝えること(検証のリマインダー、目標の続行、新しいエラー、巻き戻しなど)は、あなたの言語で 1 行にまとめて表示され、原文はワンクリックで見られます。一連のツール呼び出しは、ファイルを 3 件読み込み · コマンドを 1 件実行 のように、何をしたかを示す 1 行に折りたたまれます。
- どのメッセージからでもフォーク。 各メッセージにフォークボタンがあり、その時点から新しいブランチを始められます。
- 行のメニュー。 会話の名前の変更、ピン留め、未読にする、アーカイブ、削除ができます。
- 通知。 ほかの会話が終わったり、あなたを待っていたりすると、システムが知らせます。
入力欄
- 権限モード。 フルアクセス、「Jev が承認」、最小権限を、会話ごとに切り替えます。権限と安全性を参照してください。
- 目標。 目標を設定すると、それが満たされるまでエージェントは作業を続けます。目標の実行中は、入力欄の上の目標の行に状態が表示されます。目標モードを参照してください。
- コンテキストリング。 コンテキストがどれだけ埋まっているかが、ひと目でわかります。
- キューに入るメッセージ。 エージェントの作業中に送ったメッセージはキューで待ち、使われる前なら取り消せます。
- スラッシュコマンド。
/を入力すると、mu と pi のコマンドが出ます。ターミナルと同じです。
⌘K(Windows と Linux では Ctrl K)でコマンドパレットが開きます。
作業パネル
会話の横のパネルには 8 つのタブがあります:
| タブ | 表示する内容 |
|---|---|
| ボード | わかりやすいボード:作業がどこまで進んだか、いま何が起きているか、何があなたを待っているか、そして経過の記録 |
| 判定 | リアルタイムの台帳:すべての判定と、その問い、答え、確率、所要時間 |
| ハイブ | ハイブ:各ビーと、それぞれが何をしているか、どの発見が誰に届いたかのマップ |
| 教訓 | 教訓ライブラリ:mu が学んだこと、各教訓が呼び出された回数と守られた回数。教訓の編集や廃止もできます |
| ファイル | プロジェクトのファイル |
| プレビュー | 作業中のページやファイルのプレビュー |
| ソース | フォルダの git の変更とその diff |
| ブラウザ | エージェントが一歩ずつ操作する内蔵ブラウザと、その目標。一時停止、操作の引き継ぎ、停止ができます |
内蔵ブラウザは専用のプロファイルを使い、あなた自身のブラウザには一切触れません。各ステップでは、何をクリックしたかと判定器の確信度が表示されます。送信、支払い、削除の前には止まり、まずあなたに確認します。
モデルへのサインイン
設定 → モデルでは、アプリを離れずにサインインできます。ChatGPT、Claude、Grok、Google(Gemini CLI または Antigravity)のサブスクリプションか、pi が対応する任意のプロバイダーの API キーを使えます。自分のサーバーも使え、自分のマシンやネットワーク上のただの http:// アドレスも指定できます。各モデルの思考レベルもここで変更できます。
Google の 2 つのサインインは、Google が自社のツールのために用意したログインです。ほかのプログラムから使うと Google の規約に反する可能性があるため、アプリは先にそのリスクを示し、あなたが同意した場合にだけ進みます。Gemini API キーと Vertex AI では、こうした手順は要りません。
設定
設定は領域ごとにグループ化され、どのページも短くなっています:環境設定、モデル、カーネル、詳細、能力、システム。サイドバー上部の検索ボックスで、どの設定でも探せます。
- カーネルでは、機能ごとに 1 行でスイッチがあり、その下にその機能の判定ポイントが、それぞれのスイッチ付きで並びます。「判定器」ページでは、誰が答えるかを選びます。
- 能力では、スキルが出どころ別(mu のもの、プロジェクトのもの、Claude Code・Codex・Cursor から引き継いだもの)に並び、スキルのフォルダを追加したり、自分で追加したものを削除したりできます。MCP サーバーも一覧され、それぞれにスイッチがあります。引数としてサーバーに渡すキーはマスクされます。
- 設定で変更した内容はすべて
~/.mu/agent/mu.jsonに書き込まれるので、コマンドラインにも反映されます。逆も同じです。
ライトとダークはシステムに従います。表示言語は 13 言語で、簡体字中国語、繁体字中国語、英語、日本語、韓国語などがあります。
会話のインポート
Claude Code と Codex CLI の会話をインポートして、mu で続けられます。初回ガイドは会話が見つかるとインポートを提案し、コマンドラインでは mu import --list と mu import <file> で行います。
更新、プロキシ、ログ
- 更新。 新しいリリースが出ると、アプリはそのサイズとともに知らせます。あなたが同意してからダウンロードし、次の再起動時にインストールします。
- プロキシ。
HTTPS_PROXYが設定されていなければ、アプリ内の mu、サインイン、キーの確認はシステムのプロキシに従います。 - ログ。 設定 → 情報からログフォルダを開けます。